新年のご挨拶
2026年も、障がい者グループホーム明日リードは、東京都府中市の地域の中で、安心できる暮らしと成長の場であり続けたいと考えています。
入居者さん、ご家族の皆さま、関係機関の皆さま、そして日々現場を支えてくれているスタッフ一人ひとりに、心より感謝申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さまにとって、2026年が穏やかで実りある一年となりますように。
日々の「当たり前」を大切にする支援
明日リードでは、自己管理表や体調管理表を活用し、入居者さんご自身が日々の生活を振り返る取り組みを行っています。
体調はどうだったか。
今日は何を食べたか。
お金は何に使ったか。
こうした「小さな確認」を積み重ねることで、生活リズムや自己理解が整い、安心した毎日につながっていきます。
一見すると地味で手間のかかる支援かもしれませんが、この積み重ねこそが自立への一番の近道だと私たちは考えています。
区分に応じた「ちょうどいい支援」
明日リードの支援は、「同じことを全員にやってもらう」ではありません。
支援区分や得意・苦手、生活状況に合わせて、無理なく続けられる形を一緒に作っていきます。
例えば区分2の入居者さんでは、スタッフのサポートを受けながら、レシートを貼り、金額を書き、支出の内容を整理することからスタートします。
「自分のお金を意識する」「自分で振り返る」この一歩がとても大切です。
区分4の記入例に見る、自己管理力の伸び
区分4の入居者さんの記録では、支出の内訳を整理し、計算し、残金や貯金まで含めて管理する力が見えてきます。
色分けや枠線で見やすく工夫したり、「引き出し」「残金」「貯金」といった項目を自分で整理したり。
こうした記録は、自己管理能力だけでなく、ルールの遵守や継続力にもつながっていきます。
手間はかかりますが、この積み重ねが、明日リードの強みであり、他のグループホームとの差別化にもなっています。
明日リードが目指すのは「管理」ではなく「生きる力」
自己管理表や体調管理表は、単なるチェックシートでも事務作業でもありません。
今日の体調を振り返る。
お金の使い方を考える。
うまくいかなかった日も、次にどうするかを考える。
こうした積み重ねが、「自分の生活は自分でつくっている」という感覚につながっていきます。
入居当初は書くことが難しかった方が、今では自然にペンを取り、自分から記録を始める姿も見られるようになりました。
成長はゆっくりかもしれません。けれど確実に、前に進んでいます。
良いことばかりではなかった1年。それでも前へ。
この1年、すべてが順調だったわけではありません。
明日リードの理念やルールに合わず、残念ながら退去という選択になった方もいました。
それでも私たちは、今ここで生活している入居者さんたちが安心して暮らし、成長できる環境を守ることを大切にしています。
「誰でもいいから受け入れる」のではなく、ここでの暮らしが本人の力になり、未来につながる支援であること。
その軸を、これからもぶらさずに進んでいきます。
府中市の暮らしやすさが、挑戦を後押ししてくれました
明日リードの周辺は、公共交通機関で無理なく外出できる環境が整っています。
プールや卓球などの趣味の場にも行きやすく、府中駅周辺には手芸のお店もあり、趣味を充実させたい方にとって嬉しい地域です。
「やりたいことが、ちゃんとできる場所」
そんな環境があることも、入居者さんの自立や継続の力を支えてくれています。
これからも「その人らしい生活」を。
明日リードは、管理する場所ではなく、その人らしく生きる力を育てる場所でありたいと思っています。
うまくいかない日があってもいい。遠回りしてもいい。
それでも前を向ける環境を、これからも丁寧に整えていきます。
入居者さんの「できる」を増やし、安心して暮らせる毎日を積み重ねられるように。
私たちは、支援の質と環境づくりにこれからも向き合い続けます。





